京のまな板職人

2007年5月25日(金)  福知山市


 「伝統のあるものは消えない」
  プラスティックのまな板が出回る昨今、伝統工芸品である木のまな板を作り続け る福知山市の「白木屋」吉田弘さん。吉田さんが一枚一枚丹誠込めて作ったまな 板は、20年〜30年使える本物のまな板です。
 30年以上前のプラスチィック製のまな板が出始めた頃、長く使ってもらうこ とを考えれば、やはり伝統の木のまな板がいいのでは、と本格的にまな板作りを 始められました。
 いいまな板の条件とは、柔らかい、包丁が傷まず切ったときにさわやかな当た りがする、水切りがよい。昔から柳やイチョウ、朴(ほお)の木などがまな板に 良いとされています。吉田さんが使用する木の7〜8割は但馬産を使用している そうです。
 「木には、必ずクセがあります」。吉田さんのまな板は、小さいものから大き いものまで何百種類もあります。たとえ柳の木でも、全てがまな板に使用される というわけではありません。木は月日が経てば、反ったり曲がったりします。木 の特徴、クセを見抜きまな板にできる部分を探します。木のクセを見抜けるよう になるまでは長年の経験が必要。同じものがない木とのにらめっこを何度もくり 返し、丁寧な作業が続きます。「ベテランになるまで100年はかかる」吉田さ んは、これからも本物のまな板を追求し続けます。

サイト内動画検索
サイト内検索

検索オプション